ワンダビジョン最終回によせて

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ワンダビジョン最終回。


今日まで楽しみと不安の入り混じる一週間だった。



ネタバレしてます









期待していた結末

・とにかくビジョンが生き返る

・とにかくワンダが幸せ

幸せとまではいかなくても心穏やか



不安

・ワンダが現実と向き合うが孤独すぎる

・2に続く




結果、期待は期待のまま終わり

不安は的中した。

2に続くのは、マーベルだもの、言わずもがなですよね。ですよね。そうですよね。


でも裏切ってほしかったわけ!

そこ絶対裏切らないんだねマーベルは!



内容に関して過去のマーベル映画を全部観てる人や

コミックを読んでるファンは納得の結末なのだろうか。

私はちっとも納得できず、理解できず、

観終わった今、非常にモヤモヤしている。


結末が自分の予想に反したからではなく、

物語の終わりとして(終わりにする気がないにしても)ちょっと雑ではなかったか。

まあそこはマーベルだから…と、思えないのだ、今回だけは。



ワンダは間違っても幸せそうではなく

(あんな位置から幸せになるのも無理あるけど、せめて納得させてあげて欲しかったよ)

ビジョンは生き返らなかった。

しかも途中で期待させるような展開したよね?!最後も復活してくれるようなセリフ言わせて匂わすし!


子どもたちが完全にワンダの作り出したものだとしても(コミックでは実在するらしい)

ビジョンは2人になった時点で何とかなりそうじゃなかった?

あと2人になってからの展開に全くついていけませんでした。

もうひとり、どこ行ったの?




どこかの美しい自然に囲まれた山小屋で

ひとりコーヒーを淹れるワンダ。


愛する家族は消えてしまった。

現実を生きると決めた(ウェストビューを元に戻したという意味で)ワンダは結局、

自身の力を受け入れたのだろか?


図らずも今まで以上に強力な力を手に入れて、

ワンダは何をしようとしているのか。


彼女がもし心を捨てたとのだとしたら、

ウェストビューを自分の世界にした日から何一つ変わっていないことになってしまうのではないか。


全体的にワンダの心理描写も足りないように思う。

ラストのラストシーンでは、自暴自棄のようにも見えた。



私は、ワンダとビジョンが、

本当に愛し合っててお互いを尊重してて

とても好きなんですよ。

だからあの永遠に続くかのような

蛇の生殺し設定は、辛すぎる。


マーベルの、複雑なようで大味な(褒めてます)脚本の力技であの2人を幸せにしてほしかった。

それがたとえ別々の世界だとしても。



マーベルは、マーベルは、

ワンダをとことん不幸にしたいのか?




それは、2でわかる…
と思わせて3までやる…の…?
やるんだろうね…きっとね…