ドラえもん のび太の新恐竜を観たらどんな顔するかな

ついに観た。

のび太の新恐竜。

今年の初めに子どもが映画のポスターを見つけてから、ずっと「観に行きたい」とせがまれていたのだ。


当日、子は早朝4時半に起き開口一番

「今日は映画だよね!」と嬉々として私を叩き起こした。

彼の嬉しそうな顔を見るのは親として最高の喜びだが、

待って、まだ映画館開いてないからねー、朝ごはん食べて支度してからねー、と眠い頭で優しく諭す。眠いよ。早すぎるよ。そんで声デカイよ。


私はドラえもん好きである。


でも詳しいわけでも漫画を全巻揃えてるわけでもない。

のぶ代時代の映画版が大好きで、子どもの頃から何度も観てきた。漫画よりアニメより、映画。だいたいセリフも言える。武田鉄矢の主題歌、iPodに入ってる。歌える。

なので我が子にも早いうちから旧ドラえもん映画は観せていた。自分が観たいのもあるけど。


そのおかげか、子もドラえもん好きになってくれた。そして満を持しての新恐竜である。


正直言うと、私は観たくはなかった。観る気もなかった。

だって私が好きなのは、のぶ代ドラえもんだし、

今の絵柄も声優も、好きになれなかったし

(努力はした。カチコチ大冒険と新日本誕生と月面探査機は面白かったです)

「新恐竜」というタイトルにも初見から違和感ありで、なぜわざわざ過去作品「のび太の恐竜」を感じさせておいて、それ超えてやる的な雰囲気出すん?それ本当にリスペクトしてる?なんか感じ悪くない?と内心モヤった。


なので夫と子に「2人で行ってきていいよ」と言ったらすかさず子が

「ママと観たいんだよ!」と言ってきて、

これで行かない母はいますか。


それにね、やっぱドラえもんだから、腐っても(言い方)ドラえもんだから、ストーリーつまんないとしても「あのシーンは面白かったね」みたいなの、あるはず。あってほしい。


観ると決めたなら、

できれば「やっぱ観なきゃよかった…」とならないよう自分から楽しむ努力したいと思う。

子が楽しんでるのに、それぶち壊したくないし。よし、好意的に見るぞ!


つづく